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赤血球と酸素運搬について①


こんにちは。

 

今回は赤血球の赤い色素が酸素を運ぶことについてお話しします。

 

赤血球は直径7㎛ほどで、中心が窪んだ円盤状の細胞です。

 

赤血球は骨髄の血液幹細胞で作られ、寿命は約120日です。

 

内部には赤血球の重要任務に関わる2つの機能性たんぱくを持っており、その1つが、ヘモグロビンです。

 

ヘモグロビンの主成分は鉄分子(Fe)で、この鉄に酸素分子が結合することで酸素の運搬を行うことができるのです。

 

ヘモグロビンはα2個、β2個の計4個のサブユニットで形成されています。

 

それぞれのサブユニットにはヘムがあります。

 

ヘムの中心に鉄分子があり、これに酸素が結合して酸素を運ぶのですが、ヘモグロビンにはある特徴があります。

 

肺のように酸素がたっぷりある環境では酸素分子と強く結合し、逆に酸素消費量が多い組織、つまり低酸素の状況では酸素分子を素早く切り離すという性質です。

 

そのため酸素が必要な場所で大量の酸素を供給することができるのです。

 

なお、酸素と結合したヘモグロビンは「酸化ヘモグロビン」、酸素が離れたヘモグロビンは「還元ヘモグロビン」と呼ばれています。

 

酸化ヘモグロビンは鮮やかな赤い色をしています。

 

酸素を多く含む動脈血が鮮紅色なのはこのためです。

 

また還元ヘモグロビンは暗赤色をしています。

 

酸素の少ない静脈血が黒っぽい赤色をしているのはこのためです。

 

 

有限会社 とわ
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