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夏場に多い脳卒中(脳梗塞)                                      交通事故による怪我の治療も行っています。  


今回は、夏場に多い疾患として前回お話した熱中症と共に気を付けて頂きたい脳卒中(のうそっちゅう)脳梗塞(のうこうそく))についてお話致します。

 

 

 

《脳卒中とは》

 

脳の血管が詰まってしまう脳梗塞と脳の血管が切れ、出血を起こす脳出血、くも膜下出血の3つを合わせた総称です。

 

この中で夏場に気を付けて頂きたいのが、脳梗塞です。

 

さらに脳梗塞でも2つあり、脳の血管が狭くなっていたり、脳の血管事態に血の塊ができて詰まってしまう脳血栓症と心臓の近くに血の塊ができ、その塊が脳の血管に移動して詰まってしまう脳塞栓症があります。

 

 

 

《夏場に脳梗塞が多い原因》

 

気温が上がり汗をかくことで、体内の水分量が減ります。その際に血管の中の水分量も減ることで血液がドロドロになり、血の塊ができ、脳で血管が詰まってしまいます。

 

 

 

《症状》

  • 片側の腕や手、足に力が入らない、痺れる、感覚が鈍い。
  • 片側の目が見えない、視野が欠けている。
  • 食事の際に箸を落としてしまう、ボタンがうまくかけられない。
  • ろれつが回らない(しゃべろうとしていても言葉がうまく発せられない)
  • 高いびきをかく

 

 

 

《早期発見のためのチェック項目(FAST)》

  • F...Face(フェイス)歯が見えるくらい笑った際に通常は口角の左右両側が上がりますが、片方が下がっていたり、ゆがんでいないかチェックして下さい。
  • A...Arm(アーム)両腕を上げて保持してもらい片側だけ下がってこないかチェックして下さい。
  • S...Speech(スピーチ)ろれつが回らなかったり、言葉が出てこなくなっていないか?

このうちの1つでも該当するものがあれば脳梗塞の疑いがあります。

  • 最後のTはTime(タイム)時間です。何時頃から症状が出始めたか記録して下さい。そして、すぐに救急車を呼んで下さい。どれだけ早く血の流れを戻せるかによりその後の後遺症の度合いが変わってきます。

 

 

 

以上の症状が出ていたり、FASTのチェック項目に該当する場合は、なんども言いますが時間との勝負になってきます。

 

 

 

ご近所さんの目を気にされたり、恥ずかしがってしまったり、明日病院に行けばいいやと安易に考え治療が遅れ、後遺症と付き合いながら生活をしなくてはいけなくなる方はたくさんいらっしゃいます。

 

 

 

寝たきり等の重度要介護の方々の4割の方は脳梗塞が原因と言われています。

くれぐれも気を付けて下さい。

 

 

有限会社 とわ
関城接骨院 町田院

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午前診療 8:00~12:00
午後診療 14:30~20:00

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祝祭日も水曜日、日曜日以外は通常通り診療しております。
(ゴールデンウィークやお盆休みはありません。)

年末、年始はお休みを頂きますので詳しくはお知らせをごらん下さい。

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