2016.01.11
肩こりについて
肩こりとは症候名の1つで、正式な病名ではありません。
症状としては項頚部(首の後面と前面)から僧帽筋周辺にある筋に生じる、こり感・重苦しさ・不快感や痛みなどがあります。
ほとんどの方が首の後ろや背中(肩甲骨と肩甲骨の間)に症状を訴えることが多いです。
「肩が痛い」と訴えますが、「どの辺りが痛みますか?」と伺うと、
首の後面と答える方も少なくありません。
原因としては、一般的にその方の体型や生活様式・仕事内容に起因するものと、
病気により二次的に引き起こされてしまうものとに分けて考える傾向があります。
体型や生活様式・仕事内容に起因するものとして、なで肩や視力障害など、筋肉の使い過ぎやパソコンなどによる眼精疲労、この他にも影響することがあります。
デスクワークや中腰など、同じ姿勢をとり続けるなどして頭や腕を支える僧帽筋やその周辺の筋肉(肩甲挙筋・上後鋸筋・菱形筋群・板状筋・脊柱起立筋)の持続的緊張(力が入り続けている)によって筋肉が硬くなり、局所に循環障害が起こってきます。
それにより酸素や栄養分が隅々まで届かず、疲労物質が蓄積し、これが刺激となって肩こりを起こす(感じる)と考えられています。
二次的に起こる肩こりは腫瘍や内臓疾患による関連痛や放散痛(原因の部位とは別の場所に感じてしまう痛み)であることもあり、いわゆる「放置すると危険な肩こり」ということになります。
ご自分で判断せず一度相談してください。
一般的な肩こりは普段から少し注意するだけで予防することができるものもあります。
①無理な姿勢を長時間続けないこと。
②自分に合った机や椅子を使う。(例えば肩の位置と手の位置が同じ高さになる様にキーボードの位置を高くしてみたり)
③規則正しい生活と適度な運動で筋肉を動かすことにより血流を良くし、疲れを残さないようする。
④ストレスをためない。(なかなか難しいとは思いますが、物事に対しての視点を少しずらして見てみるだけで、その事柄を案外受け流せたり受け止めたり、イライラしてたこともかわいく見えてきたりして、ストレスを感じにくくなってくることもありますよ)
⑤肩を温めて血行をよくする。(冷やさないことが重要です)
⑥十分な睡眠時間を確保する。枕の高さや布団の固さに注意する。(布団が柔らかすぎると寝返りがしにくくなり、身体が固くなってしまいます)
関城接骨院 町田院
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