2015.10.06
首の痛み Part 2
今日は前回の続きで「むち打ち症」をタイプ別に説明しますね。
・頚椎捻挫型
頚椎の周りの筋肉や靭帯、軟部組織の損傷で最も多く、むちうち症全体の70~80%を占めています。
首の後ろや肩の痛みは、首を伸ばすと強くなります。
また、首や肩の動きが制限されることもあります。
・頸椎神経根症状型
頚椎のならびに歪みが出来ると、神経が圧迫されて症状がでます。
首の痛みのほか、腕の痛みやしびれ、だるさ、後頭部の痛み、顔面痛などが現れます。
これらの症状は、咳やくしゃみをしたり、首を横に曲げたり、回したり、首や肩を一定方向に引っ張ったりしたときに強まります。
・バレ・リユウー症状型
後部交感神経症候群ともいいます。頚椎に沿って走っている椎骨動脈の血流が低下し、 頭痛、めまい、耳鳴り、吐き気などの症状が現れます。
・脛髄症状型
頚椎の管を通る脊髄が傷ついたり、下肢に伸びている神経が損傷されて、下肢のしびれや知覚異常が起こり、歩行障害が現れるようになります。
また、膀胱直腸障害が生じて、尿や便が出にくくなるケースもあります。
・脳髄液減少症
一時的に髄液圧が急上昇しその圧が下方に伝わって腰椎の神経根にもっとも強い圧がかかりクモ膜が裂けると考えられています。脳脊髄液減少症の症状はきわめて多彩で、いわゆる不定愁訴がそれに相当します。初期には頭痛が特徴的です。また、これらの症状にはある特徴がみられ、天候に左右されることです。ことに気圧の変化に応じて症状が変化します。
以上のように一口で「むち打ち症」と言っても、症状や病態により様々です。
衝撃の程度により、ケガの程度や症状は異なります。
従って、むち打ち治療の方法や、治療期間なども必然的に違ってきます。
自己判断せずにお気軽にご相談下さい。
関城接骨院 町田院
住所 〒194-0023 東京都町田市旭町1-8-4
TEL 042-727-1988
MAIL info@sekishiro.com
診療時間および受付時間
午前診療 8:00~12:00
午後診療 14:30~20:00
水曜日、日曜日は休診です。
祝祭日も水曜日、日曜日以外は通常通り診療しております。
(ゴールデンウィークやお盆休みはありません。)
年末、年始はお休みを頂きますので詳しくはお知らせをごらん下さい。
駐車場 6台分有り
http://on.fb.me/1KjLfMh