2016.04.06
ジャンパー膝(ジャンパーズニー)
今回は、膝のお皿の下で痛みが起こるジャンパー膝(ジャンパーズニー)についてお話します。
《ジャンパー膝とは》
バレーボールやバスケットボールなどのジャンプ系の運動や短距離、サッカーなどで繰り返しダッシュをする競技などで、ももの前側の筋肉を使いすぎたことにより膝のお皿の下の靭帯に負担がかかり痛みを起こす疾患です。
《原因》
ももの前側の筋肉は膝を伸ばす時や、階段や坂道を下る時に身体が前につんのめらないようにブレーキをかけるために使います。
この筋肉を使うと老廃物が筋肉の中にたまり、ケアをおこたることで、筋肉が固くなります。
その固まった筋肉で運動を繰り返すことで膝のお皿の下にある靭帯に負担がかかり炎症を起こします。
《治療》
まずは、靭帯で起こった炎症をどれだけ早くなくすかが重要です。
大事な試合などがなく運動を休めるのであれば、当院で作っている特殊な湿布で炎症を早期にとります。
試合が近く休めない方は、テーピング等で靭帯にかかる負担を軽減させ、運動をしながら、治療を行い試合が終わってから本格的に治療に入ります。
炎症をおさえながら筋肉を柔らかくする治療を同時に行っていきます。
靭帯の炎症が治まり次第、筋肉のストレッチを開始します。
中にはももの前後の筋肉バランスが崩れたことで靭帯に負担がかかっている方もいます。その方は後ろ側の筋肉のケアも同時にやっていきます。
痛みが治まってもまた同じように負担がかかればいずれ再発する可能性はあります、そうならないようにするためには、日ごろ筋肉のケアをどれだけできるかにかかってきます。
そのためにご自身で簡単にできるストレッチなども指導していきます。
特に運動を盛んにしている学生さんは、痛みがありながらでもなかなか休めない方が多いので、痛みが出たら、悪化する前に早めに相談にいらしてください。
関城接骨院 町田院
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