2016.05.01
手の痺れ(しびれ)、違和感『ギオン管症候群』
今回はギオン管症候群(ギヨン管症候群、Guyon管症候群、尺骨神経管症候群)とはどのようなものなのかをお話します。
はじめに、ギオン管(ギヨン管)とは尺骨神経管のことで、その名の通り尺骨神経が通る管です。手関節を構成する手根骨の内の豆状骨と有鈎骨(の鈎)の間にあります。これらは手首やや上の小指側にあり、手をついて転んだ際にしばしばぶつける場所でもあります。
腕の付け根から始まる尺骨神経の通り道には、代表的な絞扼部位、つまり狭くなっている部分が2ヵ所あります。1つは肘にある肘部管、もう1つは手の付け根にあるギオン管です。それぞれの場所で絞扼され障害が現れたものを、肘部管症候群、ギオン管症候群と呼びます。
肘部管症候群では手背尺側の感覚障害が現れ、ギオン管症候群ではそれが現れません(手背尺側の知覚を支配する背側枝が手関節よりやや手前で分岐しているため、そこより手前で絞扼されていると手背尺側の感覚障害が現れ、そこより先で絞扼されると現れません。)。
ただ、私たちは機械ではないため『破格』の存在も頭に入れておいてください。別の部分から知覚を支配してくれている場合もあるため、肘部管症候群であっても感覚障害が現れない場合もあります。
《症状は?》
・第4・5中手骨から第4・5指骨にかけての痺れ(薬指・小指の付け根の下、頭脳線あたりから薬指・小指の先の方までの痺れ)
・ギオン管部の圧痛
・第4・5指のMP関節(指の付け根の曲がる部分の関節)からIP関節(いわゆる指の第1関節、第2関節)の可動不良(動かし辛さ)
などがあります。そのため、物をうまく掴めなかったり、顔を洗う際に水がこぼれてしまう等の症状が現れます。
《病態は?》
前述のこのギオン管がなんらかの影響で擦られたり、圧迫されることで上記のような痺れ感や動かし辛さといった症状が現れます。
《原因は?》
ギオン管部への長時間の圧迫や使いすぎなどで起こります。例えば、自転車のハンドルを長時間握り続けていたり、ゴルフや野球など素振り練習やインパクトの瞬間にも負担はかかります。
ガングリオン(手足などにできる良性の腫瘤。結節腫。)によって神経の通り道が狭くなり起こることもあります。
また、骨折などの外傷により神経そのものが傷ついたりギオン管をつぶすようなことがあっても起こります。
神経症状というのは神経の通り道が狭くなったり潰れてしまうと現れます。今回それがギオン管と呼ばれる部分で絞扼されたということです。
これは不可逆的なもの(元に戻らないもの)ではなく、原因を取り除くことによって嘘のように治ります。
関城接骨院 町田院
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