2016.08.21
親指と人差し指の間がしびれる、手首や指が伸ばしづらい(とうこつ神経麻痺)交通事故による怪我の治療も行っています。
今回は、橈骨神経麻痺についてお話いたします。
背骨の首の部分から出た神経が手に行く神経です。
手に行く神経は3つあり、以前お話した腕の真ん中を通る「正中神経」、小指側を通る「尺骨神経」、最後の1つが今回お話する「橈骨神経」です。
《橈骨神経とは》
首から出た神経が鎖骨の下を通り、腕の後ろを回り、肘の小指側から肘の前に出てきます。そこで2本に枝わかれし、親指側に行き親指から中指の外側に行く神経と小指側の腕まで行く神経に分かれます。
主に肘を伸ばす筋肉、手首や指を伸ばす筋肉、腕を外側に捻る筋肉に脳からの命令を伝えます。
感覚は、手の甲の親指から中指の外側、腕の後ろ側や肩から肘までの親指側を担当しています。
《橈骨神経麻痺とは》
先程お話した橈骨神経が何らかの原因で圧迫を受けたことにより脳からの電気信号や手から脳に行く電気信号が途絶えたことにより担当している筋肉に力が入らなくなったり、担当しているエリアがシビレている状態です。
《症状》
神経がどこで圧迫を受けているかにより症状が変わってきます。
- 鎖骨の下から脇の間で神経が圧迫を受けると、肘を伸ばす筋肉が麻痺してしまい、肘を伸ばす筋肉にうまく力が入らなくなります。
- 腕の後ろ側で圧迫を受けると、手首が曲がったまま伸ばすことができなくなります。
- 腕を外側に捻る筋肉により神経が圧迫を受けると指が曲がったまま伸ばせなくなります。
感覚は、主に手の甲側の親指と人差し指の間でシビレ(感覚異常)がでます。
1,2はシビレ(感覚異常)が出ますが、3は出ません。
《原因》
- 鎖骨から脇では、鎖骨骨折、肩関節から肘までの腕の骨の骨折の後遺症や松葉杖をついている際に脇で松葉杖を挟み、もたれかかっていると起こります。
- 腕は、睡眠時の腕枕や硬いもので腕が長時間圧迫を受けていた後、肘から手首までの骨折での後遺症、打撲でもなることがあります。
- 肘は、腕を外側に捻る筋肉の使いすぎで起こることがあります。
《治療》
骨折の後遺症で起こっている場合は、オペをしないと治らない可能性があります。
骨折の後遺症以外では、神経を圧迫している原因を取り除きます。筋肉が原因であれば原因の筋肉を柔らかくする治療を行い、寝方に問題があれば神経を圧迫しないように寝ていただきます。
神経にも動脈と静脈があり、血が流れています。血の流れが良くなれば神経にもどんどん栄養が供給され回復していきます。
しかし、圧迫されている時間が長ければ長いだけ、治癒にも時間がかかります。
神経は1日1mmしか回復しないと言われています。
シビレや力が入らない等の症状がでた際には早めに診せに来て下さい。
関城接骨院 町田院
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